LIFE EDIT MARKET道具と旅の、選ぶ楽しみ。

MATSUMOTO / NAGANO

松本城

黒い下見板の天守は、戦国末期の大天守と、平和な時代に月を眺めるため加えられた月見櫓を一度に見られる稀有な建築です。外からは五重、内部は六階。暗い中間階、急な階段、厚い壁を順にたどります。

現在見られる主な建物・遺構
1593–94年頃 現存天守群
主な城主
石川数正・康長、松平直政
城の立地と天守の構造
平城・連結複合式天守
内堀越しに望む松本城の天守群
Image: Manishprabhune / Wikimedia Commons / CC BY 4.0

HISTORY

築城から現在まで

前身の深志城は1504年頃の築城と伝わり、1550年に武田晴信が攻略しました。1582年、旧領を回復した小笠原貞慶が松本城へ改称。城名の変化は、支配者が入れ替わった信濃の政治状況を映します。

1590年に入城した石川数正と康長は、城下町と天守の整備を進めました。公式見解では、大天守・乾小天守・渡櫓は1593〜94年頃の築造。鉄砲戦を意識した狭間や石落とし、厚い壁を備えます。

1633年、松平直政の時代に辰巳附櫓と月見櫓が加わりました。防御のため閉じた大天守と、朱塗りの廻縁を持つ開放的な月見櫓の対比が、戦国から泰平への転換を語ります。

CHRONOLOGY

  1. 深志城が築かれたと伝わる
  2. 武田晴信が深志城を攻略
  3. 小笠原貞慶が松本城へ改称
  4. 石川氏が大天守群を築く
  5. 松平直政が辰巳附櫓・月見櫓を増築

PEOPLE, OBJECTS & THE CASTLE

石川氏が築いた天守、戸田家が残した武具、松平直政の月見櫓

肖像や武具、城に残る意匠から、城主と城の関わりを時代順に紹介します。

ARCHIVE / DOCUMENT長篠合戦図屏風に描かれた石川数正
長篠合戦図屏風に描かれた石川数正Image: Unknown / Wikimedia Commons / Public domain
RECONSTRUCTION / REFERENCE松本城鉄砲隊による番筒型火縄銃の現代実演
松本城鉄砲隊による番筒型火縄銃の現代実演Image: GunSamurai / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0
ON SITE / STRUCTURAL DETAIL松本城天守一階の木柱と板敷きの内部
松本城天守一階の木柱と板敷きの内部Image: lumoplank / Wikimedia Commons / CC0

石川数正と康長が戦うための天守群を整え、松平直政が泰平の月見櫓を加えました。その間に城主となった戸田家の資料には、甲冑、刀、紋瓦が残り、建築だけでは見えない藩主と家臣団の履歴を補います。

城内の鉄砲展示や実演は、狭間の高さと射撃姿勢を考える手がかりです。ただし掲載写真は現代の実演であり、城内所蔵の歴史的な火縄銃そのものではありません。

熊毛を使った冑と離れ六つ星紋を備える戸田家伝世の甲冑
戸田家伝世の甲冑(松本市重要文化財)出典:松本市文化財課

戸田家伝世の甲冑

冑には熊の毛皮が使われ、吹返しや胴など各所に戸田家の離れ六つ星紋が配されています。戸田康長が着用したと伝わる、江戸時代の当世具足です。

松本市立博物館が収蔵する野々山家伝来拵付大小
野々山家伝来拵付大小(松本市重要文化財)出典:松本市文化財課

野々山家伝来拵付大小

戸田家家臣の野々山家に伝わった、大小二振りの拵です。松本市立博物館の収蔵資料ですが、松本在城中に入手した品とは確認されていません。

大手門枡形跡の発掘で見つかった離れ六つ星紋の瓦と歴代藩主家紋の資料
発掘された家紋瓦と、歴代藩主の家紋を示す資料出典:松本市教育委員会 発掘調査報告資料

大手門枡形跡から出土した六つ星紋瓦

大手門枡形跡の発掘で見つかった家紋瓦です。甲冑と同じ離れ六つ星を確かめると、戸田家の時代が武具と建築の両方に残っていることが分かります。

三つの資料から分かること

01

六つ星が、戸田家と城をつなぐ

甲冑と出土瓦に見える離れ六つ星は、戸田家がこの城を受け継いだ証しです。建物だけでは見えにくい城主家の存在が、小さな紋から立ち上がります。

02

月見櫓には、戦の後の時間が表れている

閉じた天守群に対し、月見櫓は外へ開いた構えです。二つを続けて見ると、城が戦いの備えから客を迎える場へ役割を広げたことが伝わります。

03

鉄砲隊の実演で、狭間の高さが現実になる

掲載写真は歴史的な火縄銃そのものではなく、現代の再現です。それでも射撃姿勢と狭間の位置を見比べることで、天守内部がどのように使われたかを具体的に想像できます。

所蔵館・文化財の公式解説を見る

LORDS, WORDS & LOCAL KEEPSAKES

城主の物語から、旅の記念まで

人物の決断や伝承をたどり、現地で見落としたくない場所、御城印、周辺社寺の御朱印まで一つの順路にまとめました。

石川数正・康長

黒い天守に、石川家の選択を重ねる

徳川家を離れて豊臣秀吉のもとへ移った石川数正は、1590年に松本へ入りました。数正と康長の時代に、現在へ続く天守群の骨格が整ったと考えられています。黒漆塗りの下見板と、後に加わった月見櫓を見比べると、戦に備えた時代から泰平の時代へ移る城の表情が分かります。

人物と城の公式資料を読む

SEASONS & NIGHT EVENTS

行く季節で、城の表情が変わる。

年中行事、祭り、夜間演出を旅程に組み込みやすいよう季節順に整理しました。日程は毎年変わるため、ここでは恒例の時期を示し、出発前に公式情報で確定します。

夜桜会・桜並木の光の回廊

開花宣言後に夜間の桜と天守を楽しむ催しが組まれます。

国宝松本城太鼓まつり

天守を背景に太鼓演奏が響く、夏の恒例行事です。

秋冬

月見の宴・冬の光の演出

月見櫓を生かした秋の催しと、冬季の映像・光の企画が行われます。

掲載写真は城と周辺を知るための資料写真で、個別イベント当日の様子とは限りません。開催日、料金、予約、交通規制は主催者発表をご確認ください。情報確認日 2026.08.13

城を望む窓辺に用意した二冊の旅の帳面
御城印と御朱印を分けて残す、旅の前の支度。オリジナル撮影イメージ。

BEFORE THE TRIP

二冊を、旅の前に用意する。

御城印は登城の記念、御朱印は参拝の証です。役割も受け取り方も異なるため、同じ帳面にまとめず、二冊に分けておくと旅先で慌てません。

TRAVEL BOOK

御城印帳

書き置きの御城印を折らずに保管できる、ポケット式や差し込み式が便利です。大判の御城印もあるため、収納寸法を先に確かめます。

TRAVEL BOOK

御朱印帳

神社や寺院で直接書いていただくなら、蛇腹式が一般的です。御城印帳とは分けて持つと、受付でも帰宅後の整理でも迷いません。

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FORTIFICATION

城を守るために、石垣・堀・門をどう配置したか

五重六階

外観から数えにくい暗い中間階があり、敵に内部構成を悟らせにくくします。

鉄砲狭間と矢狭間

壁面の開口を用途で分け、内堀を渡る敵を正面と側面から狙います。

石落とし

張り出した床から、石垣に取りつく敵を真下に見る仕掛けです。

筏地業(いかだじぎょう)

軟弱地盤で沈下を抑えるため、基礎に材木を組んだ構造が確認されています。

FIELD ROUTE

初めてでも迷いにくい見学順

見どころを見落とさず、入口から出口まで歩きやすい順に紹介します。工事や入場規制がある日は、現地の案内に従ってください。

  1. 01

    太鼓門から二の丸御殿跡へ。平城の広がりを見る

  2. 02

    黒門から本丸へ入り、内堀越しに五棟のつながりを確認

  3. 03

    地下階で石垣と柱の納まり、保存された鯱を見る

  4. 04

    暗い階と急階段を上がり、戦うための天守を体感

  5. 05

    乾小天守・渡櫓の位置を窓から読み直す

  6. 06

    辰巳附櫓と月見櫓で、開放性が増した江戸初期の増築を見る

FOOD, TEA & ONSEN

城主のために設けられた御殿の湯

松本城下では、城主と温泉の関係を場所までたどれます。

松本市の浅間温泉会館
Image: Qurren / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0

公式資料で確認

浅間温泉・御殿の湯

松本市は、浅間温泉に松本城主の入浴所だった「御殿の湯」が置かれたと解説しています。城を歩いたあとに浅間温泉へ向かうと、城主の生活圏を市街地の外までつなげて考えられます。

松本市「浅間温泉天満宮」で確かめる

VISIT DETAILS

見学料金・開館時間・駐車場

大人一人の通常料金と、見学できる時間、休館日、車で訪れる場合の駐車場をまとめました。年齢区分、団体料金、特別公開は公式案内でご確認ください。

入城・入館料
大人は電子券1,200円、当日紙券1,300円。小・中学生は400円です。
開城・開館時間
通常8:30〜17:00、最終入場16:30。大型連休やお盆は延長される場合があります。
休城・休館日
年末を中心に休城日があります。日付は公式カレンダーで確認します。
公営・指定駐車場
松本市営松本城大手門立体駐車場は30分150円、7:30〜22:30。開智駐車場は1時間200円、以後30分100円です。無料の市営駐車場はありません。
駐車場から
いずれの市営駐車場からも松本城まで徒歩約8分。JR松本駅からは徒歩約20分です。
訪問前の注意
木造天守内は急な階段が続きます。入場待ち時間と靴、手荷物の大きさを先に整えておくと安心です。

確認日 2026.07.31。料金・開城時間・駐車条件は催事や工事により変わる場合があります。

DAY PLAN

松本城を巡る時間と費用

滞在
天守45〜60分+二の丸で約2時間。混雑期は余裕を加える
交通
JR松本駅から徒歩約20分。市内周遊バスの利用も可能
予算
入城・昼食・市内移動で4,000〜7,500円ほど(宿泊を除く編集部目安)

CASTLE TOWN ROUTE

国宝二棟で、城下町の四百年をつなぐ

松本城から旧開智学校へ歩けば、武家の時代から近代教育の町へ移る流れを建物でたどれます。黒い天守と擬洋風校舎の対照も、この町ならではです。

所要時間の目安 追加90〜120分

国宝旧開智学校校舎
Image: Wiiii / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0

WALKING ORDER

  1. 01

    松本城の北側から旧開智学校へ歩く

  2. 02

    擬洋風の正面意匠と教室内部を見る

  3. 03

    市街地へ戻り、松本市立博物館で城下町の暮らしを補う

国宝建築

旧開智学校校舎

明治九年に完成した擬洋風建築です。天使、龍、雲など異なる意匠が同居する正面を、松本城の木造天守と見比べると町の変化が見えてきます。

公式情報を見る

博物館

松本市立博物館

松本城下の成立から商業、祭礼、近代の暮らしまでを扱います。城の年表だけではつかみにくい、市民側の歴史を補える場所です。

公式情報を見る

所要時間は移動と通常の見学を含む編集部の目安です。開館日、料金、展示内容は各施設の公式サイトでご確認ください。

TRAVEL FIELD GUIDE

天守を出たあと、名水と城下町を歩く

松本城の周囲には、町の暮らしを支えてきた井戸や湧水、古い商家、寺社、信州の味を楽しめる店が徒歩圏に集まっています。城だけで帰らず、半日から一日かけて歩くと、松本が城下町として今も息づいていることが見えてきます。

BEFORE YOU GO

出発前に、料金と移動をまとめて確認

入城・入館料
大人は電子券1,200円、当日紙券1,300円。小・中学生は400円です。
開館時間
通常8:30〜17:00、最終入場16:30。大型連休やお盆は延長される場合があります。
休館日
年末を中心に休城日があります。日付は公式カレンダーで確認します。
駐車場
松本市営松本城大手門立体駐車場は30分150円、7:30〜22:30。開智駐車場は1時間200円、以後30分100円です。無料の市営駐車場はありません。
交通アクセス
いずれの市営駐車場からも松本城まで徒歩約8分。JR松本駅からは徒歩約20分です。

半日・徒歩

城と名水をゆっくり歩く

所要時間の目安 約4時間30分

松本城 → 松本神社前井戸 → 松本神社 → 北門大井戸 → 四柱神社 → 縄手通り → 源智の井戸 → 中町通り

天守を出たら北へ回り、松本神社前井戸と松本神社に立ち寄ります。そこから北門大井戸、縄手通り、源智の井戸へ南下すると、来た道を戻らずに城と名水を巡れます。井戸の水をくむ場合は小さな容器を用意し、現地の掲示を確かめてください。

一日・徒歩

食事と建築まで味わう

所要時間の目安 約7時間

半日コース + 城下町のそば店または和食店 → 松本市美術館や旧開智学校など関心に合わせて1施設

天守は混雑すると入場まで待つことがあります。午前に城へ入り、昼から井戸と町並みを歩く順にすると、時間を組み直しやすい一日になります。

木立の中に立つ松本神社の社殿
戸田家ゆかりの五社と若宮八幡を一緒に祀る松本神社。
Image: 663highland / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0

城主ゆかりの社

松本神社で、戸田家の歴史をたどる

松本城の堀を隔てた北側に鎮座する神社です。戸田家ゆかりの五社と若宮八幡が1953年に合祀され、現在の松本神社となりました。五社には、戸田康長の子・永兼を祀った暘谷神をはじめ、戸田家に連なる五柱の神々が祀られています。天守を築いた石川家だけでなく、その後に城を治めた戸田家の時間まで知ると、城下町の見え方が深まります。

住所
松本市丸の内10-37
電話
0263-32-8514
お祀りする神々
戸田家ゆかりの五柱の神々と若宮八幡
参拝料
境内参拝は無料
祭礼
例祭は7月10日・11日
鳥居と手水
鳥居の前で一礼。手水舎が利用できるときは手と口を清める
拝殿での作法
賽銭を納め、二回深く礼をし、二回拍手。祈りを伝え、最後に一回深く礼をする
帰るとき
鳥居を出てから社殿へ向き直り、一礼する
交通
池上百竹亭バス停から徒歩約2分
松本神社前井戸のある交差点と神社の木立
井戸は松本神社前の一角。城の北側を歩く順路に組み込めます。
Image: full moon69 / Wikimedia Commons / CC BY 3.0

城の北の名水

松本神社前井戸

2009年度の水めぐりの井戸整備事業で整えられた、弱アルカリ性の軟水です。松本は周囲の山々からの水を地下に蓄える町で、城の北側では神社の木立と湧水を同じ景色の中で感じられます。水に触れた後は、神社へ参拝し、北門大井戸へ歩く順路が自然です。容器へくむ場合は、譲り合い、飲用の可否や当日の掲示を現地で確かめてください。

住所
松本市丸の内10-7
料金
利用無料
水の特徴
弱アルカリ性の軟水
交通
池上百竹亭バス停から徒歩約2分
松本ICから約15分
立ち寄り
松本城北側から徒歩数分
松本の城下町に残る源智の井戸
源智の井戸。町の水文化を代表する立ち寄り先です。
Image: 深志 / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0

名水

源智の井戸

古くから良質な水で知られ、松本の町を歩きながら水の文化に触れられる場所です。観光用の造作ではなく、現在も地域で大切にされる井戸なので、周囲への配慮を忘れずに立ち寄ります。

料金
見学無料
場所
松本市中央3丁目
目安
松本城から徒歩約15分
連絡先
松本市観光プロモーション課 0263-34-8307
歩行者が行き交う松本の縄手通り
四柱神社から中町へ続く縄手通り。徒歩で町をつなぎます。
Image: 663highland / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

寺社と町歩き

四柱神社・縄手通り・中町通り

四柱神社の境内から、歩行者中心の縄手通り、蔵造りの建物が残る中町へ。店を一軒ずつ急いで回るより、川沿いと路地の景色を見ながら一時間ほど取ると、この町らしい距離感を楽しめます。

料金
町歩きは無料
場所
松本城の南側
目安
散策60〜90分
交通
松本城から徒歩約5分
木の卓上に盛られた信州そばと薬味
松本の昼を思い描くための編集イメージ。特定店舗の料理写真ではありません。
Image: LIFE EDIT MARKET / original image

昼食

源智の井戸から、二八そばの昼食へ

「源智のそば」は、井戸から歩いてすぐの場所にある小さなそば店です。細めの二八そばは程よい張りがあり、出汁の香りを生かしたつゆで味わいます。名水を見たあと、その水が根づく町で昼食を取る流れにすると、観光地を点で回るだけでは見えにくい松本の日常まで感じられます。席数や売り切れを考え、昼の予定には余裕を持たせます。

住所
松本市中央3丁目7-8
電話
0263-33-6340
営業時間
10:00〜18:00/土・日曜は10:00〜14:30
定休日
木・金曜(祝日は営業)
そば
二八そば。冬季はとうじそばも提供
交通
松本駅から徒歩約15分。源智の井戸から徒歩数分
駐車場
専用駐車場の掲載なし。中心市街地の有料駐車場を利用
滞在目安
45〜60分。混雑時は待ち時間を加える
歴史ある木造の座敷に整えられた会席料理
歴史ある建物で味わう夕食の編集イメージ。特定店舗の料理・内観写真ではありません。
Image: LIFE EDIT MARKET / original image

夕食

明治の商家で、信州の夜を味わう

「ヒカリヤ ヒガシ」は、1887年築の商家を生かした日本料理店です。料理だけでなく、太い柱、畳、庭の気配まで含めて松本の夜を味わえます。昼は6,500円から、夜は10,000円からの会席で、信州の食材を季節ごとの献立に組み立てます。個室で靴を脱いで過ごすため、気になる場合は靴下を用意します。特別な服装規定はありません。

住所
松本市大手4-7-14
予約専用
050-3196-2211
11:30〜14:30(12:30 L.O.)/6,500円・10,000円・15,000円
18:00〜21:30(19:00 L.O.)/10,000円・15,000円・20,000円
定休日
水曜。貸切や臨時休業があるため予約推奨
食事の相談
アレルギーや宗教上の制限は予約時に相談
交通
松本駅から徒歩約15分、タクシー約5分。上土町バス停から徒歩圏
駐車場
専用駐車場は先着順。満車時は上土商店街駐車場を利用し、食事額に応じた無料券あり
擬洋風建築の国宝旧開智学校校舎
松本城と合わせて訪ねたい、もう一つの国宝建築。
Image: 663highland / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

国宝建築

旧開智学校で、明治の教室へ入る

松本城から北へ歩くと、1876年に建てられた擬洋風建築の旧開智学校があります。漆喰の外壁、唐破風、龍の彫刻、色ガラスを組み合わせた正面は、文明開化を地方の職人がどう受け止めたかを伝えます。内部では当時の教科書や学校日誌を見られ、松本が「学都」と呼ばれる背景を建物と資料の両方からたどれます。木造の急な階段のみで上がるため、足元に不安がある場合は一階を中心に見学します。

住所
松本市開智2丁目4-12
電話
0263-32-5725
開館
9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館
3〜11月は第3火曜、12〜2月は毎週火曜。休日の場合は翌日、年末年始休館
料金
一般600円(電子)/700円(紙)、小・中学生300円
交通
松本城から徒歩約8分。松本駅から北コースで旧開智学校下車、徒歩1分
駐車場
普通車20台、大型バス3台
滞在目安
45〜60分。階段のみで一・二階を見学
松本市立博物館の外観
城下町の成り立ちを資料から読み直せる松本市立博物館。
Image: 663highland / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

城下町の資料

松本市立博物館で、歩いた町を読み直す

松本城を出て南へ数分。常設展示では、城の立地と城下町の都市計画、武士と町人の暮らし、周辺の村とのつながりを扱います。天守で見た防御の仕組みを、城下町全体の成り立ちへ広げたいときに役立つ場所です。先に博物館で町の構造をつかんでから歩く方法と、散策後に立ち寄って見たものを整理する方法のどちらにも向きます。

住所
松本市大手3丁目2-21
電話
0263-32-0133
展示室
9:00〜17:00(チケット販売は16:30まで)
休館
展示室は毎週火曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
常設展
一般500円、大学生250円、高校生以下・18歳未満は無料
交通
松本城南側から徒歩数分。松本駅から徒歩約15分
駐車場
一般用の専用駐車場なし。東洋計器大手門駐車場など周辺有料駐車場を利用
滞在目安
常設展60〜90分。企画展を見る場合は余裕を追加

BOOKS FOR THE JOURNEY

城を知り、旅を深める。

城そのもの、ゆかりの人物、周辺の町歩きに分けました。表紙がある本は楽天ブックスAPIで販売情報を確認した実商品です。

価格・在庫・版は変わります。Amazonは価格を掲載せず、検索リンクのみです。

WHERE TO STAY

松本城の近くで、泊まり方を選ぶ。

城歩きの拠点、駅からの動きやすさ、温泉、滞在時間、車移動、費用の違いで候補を分けました。アクセスと駐車場をここで確認してから、予約画面へ進めます。

Hostel みんか松本の施設写真
施設写真提供: 楽天トラベル

城歩きの拠点

Hostel みんか松本

国宝松本城や開智小学校まで数分。大正昭和の古き良き時代の古民家です。ほっとリラックスできます。

城から
直線約0.2km
料金目安
5,540円から
口コミ
評価 4.33/9件
アクセス
松本インターより車で15分 松本駅より徒歩15分 JR北松本駅より徒歩10分 バス停開智一丁目より徒歩数分
駐車場
有り 1台無料 3台目から近隣の有料駐車場
空室と宿泊プランを確認
ホテルマツモトよろづやの施設写真
施設写真提供: 楽天トラベル

駅から動きやすい

ホテルマツモトよろづや

松本駅から徒歩5分。利便性抜群!エリアで随一の稼働率を誇る和室も完備したホテル

城から
直線約0.6km
料金目安
4,400円から
口コミ
評価 4.18/1,967件
アクセス
JR松本駅お城口出口より徒歩5分♪コンビニまで徒歩1分♪繁華街も徒歩圏内♪松本城へ徒歩15分♪松本ICから車で15分♪
駐車場
有り。要事前申請、1泊1000円(午後3時〜翌日午前10時迄)時間外利用は別途料金(1時間150円)
空室と宿泊プランを確認
天然温泉 梓の湯 ドーミーイン松本の施設写真
施設写真提供: 楽天トラベル

温泉・大浴場

天然温泉 梓の湯 ドーミーイン松本

松本駅前、高温サウナ付男女別自家源泉天然温泉大浴場完備のビジネスホテル。

城から
直線約0.9km
料金目安
7,050円から
口コミ
評価 4.43/4,486件
アクセス
■JR松本駅【お城口】より徒歩5分、駅前大通り沿い右側 ■長野自動車道 松本ICより15分
駐車場
ホテル駐車場先着順。提携先共に1泊1台1,100円、途中入出庫不可 バイクの駐輪場はなし
空室と宿泊プランを確認
松本ホテル花月の施設写真
施設写真提供: 楽天トラベル

滞在そのものを楽しむ

松本ホテル花月

民藝フィロソフィ 松本の日常の記憶をコンセプトに館内の設え・食事にこだわりを持つホテル

城から
直線約0.4km
料金目安
8,800円から
口コミ
評価 4.47/3,669件
アクセス
松本駅送迎あり◆要予約/松本BTより「信州大学行バス」で約8分上土下車/JR松本駅より徒歩15分/松本ICより車で10分
駐車場
有り 75台 880円(税込/泊)
空室と宿泊プランを確認
松本丸の内ホテルの施設写真
施設写真提供: 楽天トラベル

車で巡る

松本丸の内ホテル

◆信州・松本◆チェックイン前後、いつでもお荷物をお預かりいたします。ぜひ身軽にお出かけください。

城から
直線約0.3km
料金目安
9,400円から
口コミ
評価 4.44/1,210件
アクセス
JR 松本駅より路線バス(信大・浅間温泉方面)約5分 「大名町」下車徒歩2分
駐車場
有り 1台1000円(税込み/泊)要予約(満車の際、提携駐車場)場所のご指定はお受けできません
空室と宿泊プランを確認
お宿 さくら ^の施設写真
施設写真提供: 楽天トラベル

費用を抑える

お宿 さくら ^

立地、部屋、食事、館内設備を見比べて選びます。

城から
直線約0.5km
料金目安
3,411円から
口コミ
口コミ評価は予約画面で確認
アクセス
北松本駅から徒歩で約2分
駐車場
有り
空室と宿泊プランを確認

料金は楽天トラベル掲載時点の1部屋1泊の最低料金目安で、日程、人数、食事、部屋により変わります。掲載候補は城からおおむね3km圏を中心に取得しました。写真提供: 楽天トラベル。情報確認日 2026.08.13

CHOOSE YOUR STAY

松本城を、滞在時間に合わせて巡る

城だけで終わらせず、城下町、資料館、土地の食、温泉や近隣の町まで、無理のない順番に組み直しました。

松本城の日帰り旅
01DAY TRIP

DAY TRIP

松本城と城下町を一日で歩く

  1. 8:30

    松本城へ。天守は平均45〜60分、庭園と外観撮影を含めて午前を確保する

  2. 11:00

    松本市立博物館で、城下町の成り立ちと地域資料を見る

  3. 13:00

    中町か縄手通りで昼食を取り、湧水のある通りを歩く

  4. 15:00

    旧開智学校校舎へ。最終入館に間に合うよう、城下町から北へ移動する

松本城は通常8:30開場、最終入場16:30です。一般は電子券1,200円、紙券1,300円。繁忙期の待ち時間は当日に確認します。

松本と安曇野の二泊三日旅
03TWO NIGHTS / THREE DAYS

TWO NIGHTS / THREE DAYS

松本と安曇野を三日かけて楽しむ

  1. 1日目

    松本城と城下町を歩き、市街地の宿へ。夕食後は長い移動を入れない

  2. 2日目

    旧開智学校校舎、松本市美術館、味噌蔵など、建築・美術・食文化から二つを選ぶ

  3. 3日目

    安曇野へ移り、湧水と北アルプスを望む田園を巡る。帰りの列車や車の返却時刻から逆算する

4館共通の電子券は3日間有効です。雨の日は美術館、味噌蔵、博物館を中心に組み替えられます。

主な出典

本文は各城の公式解説、自治体・文化財情報をもとに編集部が要約しました。伝承は確定事項と分けて記載しています。

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7-DAY WEATHER

松本城周辺の7日間天気

服装や撮影機材を決めるための予報です。山や城内では、表示より体感温度が低いことがあります。

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予報を読み込んでいます。

気象データ: MET Norway(CC BY 4.0)。時間別予報を日別に集計しています。

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